ラーメン沼
最近ラーメンにハマっておりまして…
というのも、私は20歳になるまでラーメンを一人前食べたことがなかったんです。
よく幼少期抑えられた反動で大人になったら依存する、と言う説が唱えられます。
私にとってラーメンはこの説立証と言えるでしょう。
人生初の外食ラーメンはアメリカで食べた豚骨ラーメン。
アメリカで出会った友達がラーメン好きで美味しいお店知っている!と言って連れてきてくれました。
「私、食べたことまだなくて…どんな味なの?」
と聞いたら
「日本人なのに!?なんで?おかしいよ!!」
と不思議がりながら怒っていました。
怒るほど美味しいんか…と思いつつお店の前に着くとなんか獣が腐ったような匂いが。
本当に美味しいんですか?って疑いたくなるような匂い。
なんとかお店に入り席に着くと紙とペンが。
薄めとか麺は細めとか選ぶらしく、食べたことがない私は、パスタと比べて細いの?と言う愚問を投げかけた。
怒られたので適当に選びラーメンが来るのを待つ。
ちなみに、この友人は普段は穏やかな性格。好きなこととなると怒りっぽくなるタイプなのだろうか。
お店の中の人が皆、夢中で食べているのを見て期待値上がる。
「おまたせしましたー」
湯気がすごい。匂いも店頭で嗅いだのと違う。いい匂い。お腹すいた…
チャーシューとか乗ってて豪華。
何よりスープが…言語化するのは恐れ多いほど美味しい。
あっという間に一人前食べ終えて友人に感謝しまくり。
これが私の外食初ラーメン、好スタート。@アメリカ
ちなみに幼少期、実家で母手作りの醤油ラーメンは食べたことがあった。コーンやキノコ類がトッピングされていて薄味だったのを思い出す。
しかし、今思えばこれは醤油ラーメンではなかった。
母のラーメンしか食べたことなかったので、初めて外食で醤油ラーメンを食べた時は驚きすぎて喉乾いた。
え!?これは本当に醤油ラーメン?って感じ。
魚介醤油なるものだったのだが、味に奥行きがあって、口にスープを入れると味がコロコロ変わるのに一体感と共存しているという不思議な感覚。
魔法食べた?って感じ。
とても美味しくてこれはハマるなという予感。
そして初めての家系ラーメンは2年前。武蔵家で卒業した。
スープはなんかとても好きな味。人類みんなが好きな味。
トッピングのほうれん草がグッド。鉄分を美味しく取れるのはなかなかない、高ポイント。
そしてチャーシューはトロトロ。口に入れると口だけ幸せすぎて浮いてるような感覚。不思議だなぁ。
もちろんお肉で言えばもっと美味しいとろけるものはある。チャーシューはこのスープと麺がいるからこそ魅力が倍増し引き立ち、とろけるお肉の仲間入りを果たしている。
そして、まだ一度しか食べたことがない二郎系ラーメン。
二郎系ラーメンは二郎以外で卒業した。これは怒る人は怒るのか?
二郎系ラーメンの感想は一言で言えば魔物。
だって、一口目が美味しすぎたから。
二口目も美味しい。三口目、四口目、そして五口目…アレ?なんか食道がもたれてきたよ。
一口目の感動を追いかければ追いかけるほど遠ざかり体調が悪くなってしまう。胃に到達したら危ない。帰られなくなる。
どうしよう、ヘルプ!と相方に食べてもらった。
うん、家系ラーメン食べきれる人すごくない?
それ以来食べていない。
ここまで書いていると、ラーメンのカロリーの心配をしていた時期を思い出す。
ラーメンは食べたいけど、食べたらお腹ぽっこりする。
奇行種みたくならぬようラーメン後または前にジムに行くようにしている。
ラーメン前後のジムは気持ちいい。
だって、ラーメンのために頑張る時間なのだから。