“自分で自分の身を守る”の本質的かつ現実的な意味
昨今、ストーカーによる殺人事件の報道が増えたと感じる。
自分で自分の身を守るにはどのような行動をすれば良いのか。
ストーカーの心理
かつては恋人関係など親しい仲にあったものの、別れがきた際に被害は起こる。
被害者の中には、振り方が悪かったのか。自分に非があるのか。と考える人もいる。
ストーカーは好きな人に構ってほしいという心理から付き纏い行為をする。
本当は好かれたいはずの相手になぜ嫌われてしまうような行動をするのか?
それは、「嫌い」という感情でもいいから自分を認識してほしい為である。
避けられ続け、自分勝手な妄想だけが膨らみ続ける。
傷を負う被害者たち
警察に行っても相手にされない、または相手にされても注意で終わってしまうケースが大半である。
むしろ、警察による接近禁止などにより逆上し犯行に及ぶケースも多い。
では警察に行かないほうがいいのか?と言えば、そうではない。
なぜなら警察に相談することで自分の身に何かあった時犯人の目星がつくからである。
しかし、自分の身に何かあってからでは遅いという人もいるだろう。
"自分の身は自分で守る"の本質的かつ現実的な意味を考える。
"自分の身を自分で守る"の意味
結論から言うと、自分の身を守れるのは自分のみである。
格闘技を習ったり、足を速くしたり…そういったことも自分を守るうちの一つだ。
メイクを濃くしハイヒールを履いて武装することも自分を守ることの一つ。
だが、人に頼む、人の力を頼ることも自分の身を守ることの一つであることを忘れてはならない。
例え、か弱い女性や子供を守ったのが屈強な男性であっても、彼女らが助けを求めた時点で本質的には"自分で自分を守っている"という意味になるのである。
もし自分に体力がなくともあらゆる手段を使って自分を守ることができるのだ。
実践的な解決法
では、実践的に…もしも元恋人からストーカー被害に遭った場合どう行動すれば自分を守れるのか。
1番効果的な手段は"嫌われること"である。
なぜストーカーされるのか?
相手に好かれているからである。
人は、嫌いな興味のなくなった相手に構ってほしいとは思わない。
嫌いな相手にストーカーはしないのだ。
嫌われるといっても憎まれてはいけない。憎まれるとまた新たな面倒事が起こる。
憎まれない程度に嫌われることで、色恋沙汰の被害に遭う確率は格段に下がる。
女性は自分の身を守るための手段の一つに"好かれない努力をする"ということが挙げられる。
モテ服と呼ばれるものはなるべく着ない。愛想を無駄に振りまかない。Yes, Noは強く言う。
簡潔に言えば被害への防止策だ。
好意のない相手から好かれると、絡まれたりストーカー被害に遭う確率は格段に上がる為、この手段も"自分で自分の身を守っている"と言える。
そのため、付き合っているうちに嫌いなタイプは把握しておいた方が賢い。
別れる少し前から彼の嫌いな人物像になりきり演じ嫌われることで、別れた後のストーカー被害を防ぐことができる。
まとめ
相手に好かれることが常に平和に繋がるとは限らない。
時には相手に嫌われることも自分を守ること、自身の平和に繋がるのだ。
好意を返せない相手には好かれないことが誠実な態度なのである。
そのためには自分で自分を守る努力を惜しむべきではない。